”君と出会ってから 何も手につかずに
意味のない落書きを 繰り返しているよ”
とある曲の歌詞の一節です。
何の曲かわかる人、いますか?
ミスチルのファーストシングル、「君がいた夏」の一節です。
さっきふいに思い出して、懐かしくなってyou tubeで検索、
観ながら一緒に口ずさんでました。
JPOPから遠ざかって久しい私ですが、
実は中学高校時代はミスチルに狂ってまして。
「好きな人いる?」
「桜井さん!!!(即答)」みたいな。笑
いや、本気で桜井さんが好きやったんですよ。
当時の私は同年代の男の子たちには全然興味が無くって、
毎日ミスチルの曲聴いて、桜井さんの書く歌詞の意味を考えてって、
そんな毎日でしたね。
ノートの余白に桜井さんの名前をこっそり落書きしたりとかもしてて。
あれはたしか、高校1年生のときのこと。
前の席の男の子がプリントを後ろへ回すときに、いつも私の方を
ちらっと振り返るんですけど、ある日、がっつり振り向いて言われたんです。
「お前さぁ、“桜井さん”ってしょっちゅうノートに書いてるよな。
好きなんはわかるけど・・・
なんか見てて、気恥ずかしいし切ないわ。
桜井さん、て・・・。」
・・ガーン。
見られてた&馬鹿にされた&同情された!!
穴があったら入りたいとはこのこと!
恥ずかしい!!!
あのときの彼の憂いを帯びた憐みの眼差し・・・。
たぶん、私、一生忘れませんね。
軽く死ぬかと思いました。
・・
とまぁ、そんなことも思い出しながら(笑)、
思い出深い曲を口ずさんでいたというわけです。
雨の日はどうしても気分が沈みがちになるので
他愛のないこんな話を少ししてみました。
みなさま、どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいね☆
初期のミスチルのライブ映像から。
Mr.Children/君がいた夏
http://www.youtube.com/watch?v=KCXr85d9AF4&feature=related
[2回]
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久しぶりに実家で『リンカーン』を観ました。
おもしろかった!
私、実は芸人さんが好きで。
でも特定の誰かが好きとかコントが好きとかいうのではなく・・・
ほら、深夜番組とかで、芸人さんたちが集まってグダグダ雑談してるだけの
番組とかあるじゃないですか。
あのときの空気感、わかりますかね?
馬鹿馬鹿しい話や自虐ネタ、情け容赦のないツッコミで
大いに盛り上がるあの感じ。
猥雑で、適当で、でも仲間意識に溢れてて、私は大好きなんです。
願わくば、人生笑って過ごしたい。
ウクライナの旅のことばの続きを書くべきなのに、
ついつい脱線しちゃいました。
・・
脱線ついでに、ちょっとイイ言葉の話を。
『DISCOVER JAPAN』の6月号、「元気が出る言葉」という特集の中で、
落語家の古今亭志ん輔さんのページにこんな言葉が紹介されていました。
「世の中、粋に生きなくっちゃ。
世の中すいすい、お茶漬けサクサク」
この言葉は、落語「刀屋」の中で、老人が若者に語りかける言葉だそうです。
若者は自分を裏切った女を殺してしまい、思い詰めて自殺しようとしていたところ、
今は人の上に立つ店の主人である老人からこの言葉を掛けられるのです。
今は死ぬほどつらいだろうけど、心の嵐をやり過ごしなさい。
やせ我慢して、さらりと受け流しなさい。
一生を棒に振っちゃいけないよ、と。
なぁんか、いいなぁ!って思いました。
ちなみに私、落語も好きなんです。
よし、この勢いで明日、天満天神繁昌亭に落語聴きに行っちゃおっかな☆
自転車で行けるし・・・。
あ・・なんか結局、最後まで脱線ブログになっちゃいましたね。笑
でもま、いっか。
たまにはこんな日も。
馬鹿馬鹿しいことで、できるだけ笑っていたい。
世の中すいすい!お茶漬けサクサク!
[2回]
気づけば5月に入ってからもう10日も経っちゃいました。
お元気ですか。
今日(10日)は雨が降ったりやんだりだったので
スーパーへ行くのが億劫で、冷蔵庫に残ってた食材をかき集めて
晩御飯を作りました。
キャベツのお味噌汁と、ポテトサラダ、
セロリの葉を和え物にして、あと、ニラ玉。
ポテトサラダとキャベツのお味噌汁がびっくりするくらいおいしくて、
え、私、料理の腕上がった?と一瞬錯覚しそうになったのですが、
どっちも春の新物だからなんですね。
季節の野菜をおいしく食べられる幸せを感じた今日の食卓でした。
・・ちなみに、料理の腕は大したことないです。笑
でも、腕よりハートですよね!
って、この手の独り言はあんまり続くとむなしくなるので
この辺にしときます。
さて。
あ・・別に大して何か書こうというわけでもなかったのですが、
この地味なブログをチラホラ見てくださっている奇特な方が
何人かいらっしゃるようなので、何か書きたいなぁと。
そう思った所存です。
そうそう、今、私、おもしろい本を読んでまして。
その名も、『洪吉童伝(홍길동전 ホンギルトン伝) 』
ホンギルトンとは、朝鮮半島ではまず知らない人はいないとされる、
昔話のヒーローです。
正義の味方、ホンギルトン。
悪徳な僧侶や役人から財宝を奪い取り、それを貧しい庶民に分け与えるという、
なんとも正義感に満ちた人格者、それでいてすごい武術の持ち主!
実は勉強のために何か原文の本を読みたいなぁと
思っていたらこの物語のことを思い出しまして。
それで早速入手して読みだしたというわけです。
ちなみに、このホンギルトン、苗字が「ホン」で、私と一緒なんですが、
幼いころ、うちの父が「ホンギルトンはうちの先祖だ」と、
何度も私や妹たちに話して聞かせてたんですね。
幼い私は、わぁ!すごーい!って何の疑いもなく
それを信じてたんです。・・割と近年まで。
で、あるときその話を知人にしたらものすんごい笑われて。
「それ、桃太郎の子孫やって言ってるようなもんやで」とか言われて。
家に帰って父に確かめてみたら、
なんと、「そんなこと言ったかな?記憶にない」と言うではありませんか。
私、耳を疑いました。
あんだけ言ってたのに・・・!と。
そして自分が親になったときには
真実だけをありのままに子どもに伝えようと、
そう、固く心に誓ったのでした。
・・とまぁ、そんな苦い小話はいいとして。苦笑
ホンギルトン伝、おもしろいです。
私が読んでるのは、『재미있다! 우리 고전(おもしろい!我らの古典)』という
シリーズから刊行されているもの。
古典のエッセンスは充分に残しつつも、
青少年が古典に興味を持てるようにとてもおもしろく書かれていて。
フォント11くらいの文字の大きさで150ページくらいあるんですが、
先が気になりすぎて、今日一気に73ページくらいまで読んじゃいました。
ホンギルトンがときどきつぶやく哲学的な発言もおもしろいし、
人々の生活に根づいた丁寧な場面描写もイメージが広がる感じで素敵です。
何より、ストーリーがおもしろい。
正直こんなにおもしろいと思ってなくて、驚きでした。
読みながら、日本語に訳した絵本もあればいいのになって思います。
あっちの文化のこともよく知れるし、たぶん日本の子どもたちも
読んだらホンギルトンのことを好きになると思うんやけどな。
なんか、書いてたらまた続きが気になってきた。笑
最後まで読んじゃうかも。
・・小話でした。笑(結局)
[1回]