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日常を旅する

midとヒスンの創作記録

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雨の夜に

気づけば5月に入ってからもう10日も経っちゃいました。
お元気ですか。

今日(10日)は雨が降ったりやんだりだったので
スーパーへ行くのが億劫で、冷蔵庫に残ってた食材をかき集めて
晩御飯を作りました。
キャベツのお味噌汁と、ポテトサラダ、
セロリの葉を和え物にして、あと、ニラ玉。
ポテトサラダとキャベツのお味噌汁がびっくりするくらいおいしくて、
え、私、料理の腕上がった?と一瞬錯覚しそうになったのですが、
どっちも春の新物だからなんですね。
季節の野菜をおいしく食べられる幸せを感じた今日の食卓でした。
・・ちなみに、料理の腕は大したことないです。笑
でも、腕よりハートですよね!
って、この手の独り言はあんまり続くとむなしくなるので
この辺にしときます。

さて。

あ・・別に大して何か書こうというわけでもなかったのですが、
この地味なブログをチラホラ見てくださっている奇特な方が
何人かいらっしゃるようなので、何か書きたいなぁと。
そう思った所存です。

そうそう、今、私、おもしろい本を読んでまして。
その名も、『洪吉童伝(홍길동전 ホンギルトン伝) 』
ホンギルトンとは、朝鮮半島ではまず知らない人はいないとされる、
昔話のヒーローです。
正義の味方、ホンギルトン。
悪徳な僧侶や役人から財宝を奪い取り、それを貧しい庶民に分け与えるという、
なんとも正義感に満ちた人格者、それでいてすごい武術の持ち主!
実は勉強のために何か原文の本を読みたいなぁと
思っていたらこの物語のことを思い出しまして。
それで早速入手して読みだしたというわけです。

ちなみに、このホンギルトン、苗字が「ホン」で、私と一緒なんですが、
幼いころ、うちの父が「ホンギルトンはうちの先祖だ」と、
何度も私や妹たちに話して聞かせてたんですね。
幼い私は、わぁ!すごーい!って何の疑いもなく
それを信じてたんです。・・割と近年まで。
で、あるときその話を知人にしたらものすんごい笑われて。
「それ、桃太郎の子孫やって言ってるようなもんやで」とか言われて。
家に帰って父に確かめてみたら、
なんと、「そんなこと言ったかな?記憶にない」と言うではありませんか。
私、耳を疑いました。
あんだけ言ってたのに・・・!と。
そして自分が親になったときには
真実だけをありのままに子どもに伝えようと、
そう、固く心に誓ったのでした。
・・とまぁ、そんな苦い小話はいいとして。苦笑

ホンギルトン伝、おもしろいです。
私が読んでるのは、『재미있다! 우리 고전(おもしろい!我らの古典)』という
シリーズから刊行されているもの。
古典のエッセンスは充分に残しつつも、
青少年が古典に興味を持てるようにとてもおもしろく書かれていて。
フォント11くらいの文字の大きさで150ページくらいあるんですが、
先が気になりすぎて、今日一気に73ページくらいまで読んじゃいました。
ホンギルトンがときどきつぶやく哲学的な発言もおもしろいし、
人々の生活に根づいた丁寧な場面描写もイメージが広がる感じで素敵です。
何より、ストーリーがおもしろい。
正直こんなにおもしろいと思ってなくて、驚きでした。
読みながら、日本語に訳した絵本もあればいいのになって思います。
あっちの文化のこともよく知れるし、たぶん日本の子どもたちも
読んだらホンギルトンのことを好きになると思うんやけどな。

なんか、書いてたらまた続きが気になってきた。笑
最後まで読んじゃうかも。

・・小話でした。笑(結局)


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プロフィール

HN:
ヒスン&mid
性別:
女性
自己紹介:
糸を使ったアクセサリー作家midと、ことば遊びを愛するヒスンの創作記録です。
midの創作については、http://ameblo.jp/mid318/を。
ここでは主に、ヒスンがブツクサつぶやいています。

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