ここまで報告を読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
なんとなくでも、展示の雰囲気が伝わってたらいいなぁと思うのですが。
二人展を終えた今、思うこと。
小さな幸せをつかむ力、幸せに気づく力が自分にはあるのだということ、
それを忘れたくないなぁと。
この社会の大きな力や、“一般的”、“ふつう”という価値観は
知らず知らずのうちに人の心をがんじがらめにしていく気がします。
それに合わせて生きなくちゃと、焦らされ、不安になってしまったりもする。
でも、創作をしてみて気づいたこと。
このままの自分でいいのかなって。
今ここにある心を解放すること。
吐き出すこと。
そうしないと、いいことばは生まれない気がする。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん怒って。
焦って、迷って、悩んで。
不安になったりもして。
でもそれでいいんじゃないのかなぁと。
そうすることで生まれることばがあり、
そしてそのことばたちはいつも
私の心を少し強くしてくれる気がするから。
・・
前回のときもそうだったのですが、
今回の二人展でも合間合間に手持ち無沙汰な時間があって
その時間に追加でことばを書いたりしていました。
最後に、そんな二人展2日目の朝に書いたことばを載せて
報告を終わりにしようかと思います。
「ものづくりをするとき~第2回 日常を旅する~」
midに誘われて私も何か作ろう!と、思いつくまま
写真とことばの創作を始めた。
私が好きなアートは、「革新的なもの」、「既存の価値を問うもの」、
「忘れていた記憶を呼び起こすもの」。
そういうのが好きで、自分がしたいアートもそんなのだ。
でも、そんなことが自分にできるのか、はたしてわからず、
ずっと何もしてこなかった。
今もよくわからない。
「アーティストですか?」と問われたら
「違います」と答える。
でも、そんな自分にも思うことはあり、
それは生きてることそのものだとも思うから
何か残したいと思った。
目に見える形で残してみたいなあと。
今、ここに生きている。
もっともっと実感したい。
渇望して生きたい。
もっと遠くを見てみたい。
もっと近くを見てみたい。
本当のことが何か、信じれるものが何か、
つかまえたい。
心のままに。
・・
you may say I'm a dreamer
but I'm not the only one
(君は僕を夢想家だと思うかい
でも僕ひとりじゃないはずさ)
ジョン・レノン 『イマジン』より
ありがとうございました!
[5回]
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